会社の「解散」とは、会社の営業活動を終了し、取締役等の会社の機関も停止することです。

基本的に解散後は、売上を獲得するなどの利得を目的とした営業活動はしてはなりません。

それに対して、会社の「清算」とは、会社を解散した後、それまでに発生している債権や債務を整理することをいいます。

会社が解散しても、直ちに会社が消滅するわけではなく、解散後の会社は、清算の目的の範囲内において存続することになります。
(清算手続き中の会社は「清算会社」と呼ばれます。)

手続きの流れとしては、まず会社を「解散」した段階で『解散登記』を行い、その後「清算」事務が終了後に『清算結了登記』を行い、この2ステップの手続きをすることにより、最終的に会社が消滅することになります。